SBI証券の超大きなメリット:海外ほったらかし投資には最適
これまでの投資で利用していたのは、SBI証券とSBIネオモバイル証券です。ここ数ヶ月使った感想を書きます。
いろいろネットで話を聞く限りでは「SBI証券と楽天証券、どちらも良い証券会社なのですが、初心者には楽天証券の方が使いやすい」との見解が多いです。
自分は楽天証券を利用したことがなかったので、比較できないなと思いながら、せっかくマネーブリッジを構築したので試しに利用してみました。
本当にお試しなので、以下の購入操作をスマホからやってみました。
- 国内投資信託として、楽天VTをポイント投資(1ポイント+499円)
- 海外ETFとして、SPYDを1株ほど購入
やってみた感想は、確かに分かりやすいし、あっという間に購入ができる・・・。
個人的に驚いたのは、国内投資信託も海外ETFも(おそらく国内個別株も)ほぼ同じユーザーインターフェースで購入できるところ。
SBI証券は完全に違う画面なんですよね。しかも海外ETFはスマホ向け購入画面がない。この辺りの機能面での違いをみると以下の感じ。(分かる範囲で書いています)
機能 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
スマホ専用画面からの購入 | 国内株式、国内投資信託、米国株式 | 国内株式、国内投資信託 |
定期買付 | 国内株式、国内投資信託 | 国内株式、国内投資信託、米国株式 |
ポイント還元 | 楽天ポイント | Tポイント |
NISA/iDeCo口座 | 可能 | 可能 |
代表的な投資信託 | 楽天VT、楽天VTI | SBI・バンガード米国株式インデックス |
保有株式の一括表示 (国内/海外・投資信託/株式) | 可能 | 不可能 |
操作的に大きな違いは、SBI証券は国内と海外でWebの画面が違うことに加えて、数世代前のWeb画面の作りになっているところです。正直、これが「初心者は楽天証券」となっている原因になっているのではないかと思っています。(楽天証券はWeb画面が見やすいし分かりやすい)
しかし、SBI証券を使ってみて、別にやりたいことは普通にできます。しかも、米国株式の定期買い付けができるので、国内投資信託(つみたてNISA)と合わせて考えると1度設定してしまえば、基本的にSBI証券のホームページを使うことはありません。
最後に書いた保有株式の一括表示も国内/海外が別サイトになっているためできないのですが、マネーフォワードMEでSBI証券と連携すればマネーフォワード画面上で一括表示できるので問題ありません。
ということで、結論。
楽天証券とSBI証券は比較されることが多いですが、やりたい投資に応じて決める。もしくは両方口座開設して使い分けるで良いのかと思います。
自分は国内も海外もほったらかし投資にしたいので、引き続きSBI証券で国内投資信託(つみたてNISA)と海外ETFの定期買付けを、SBIネオモバイル証券で国内個別株を買うことにします。
国内株購入で愛用しているのがSBIネオモバイル証券です。
取引総額が1ヶ月50万円以下であれば月額220円で取引し放題(毎月Tポイント200PTゲット⇨これも株購入に使える)ので重宝しています。
そのうちに楽天経済圏にどっぷり浸かったら、つみたてNISA買付けでもポイントが貯まるので、つみたてNISAのみ楽天証券に移すかもしれません。ただし、SBI証券でもTポイントが貯まるのでやるとしても、きちんと比較してから移します。