自宅でロウリュをやってみた:少しでもサウナ気分を!
サウナ施設はいろいろな趣向を凝らしたサービスがありますが、その代表的なサービスである「ロウリュ」を家でもやってみたい!。という欲望を叶えた記事です。
予算としては1万円もかからずに楽しめました!
ロウリュをやるために具体的に購入したものと、実際やった時に試行錯誤した過程も含めて記事にしました。
自宅でロウリュを思いついたキッカケ
キッカケはファンタジーサウナ&スパ おふろの国で味わったロウリュからきています。
こちらのサウナはオートロウリュができる中温サウナはあるのですが、高温サウナはいわゆる「遠赤外線ヒーター」型なのでサウナストーンがありません。
ん?、サウナストーンが無い中でどうやってロウリュできるんだ!?
と思っていたら、あの熱波道でお馴染みの井上勝正さんがバケツ(鉄鍋??)いっぱいのサウナストーンを予めガスコンロでカリカリに熱した状態で持ってきて、
ねーねーねー
ぱーぱーぱー
(バシャーーーーっ!!)
と思いっきりその熱々のサウナストーンにアロマ水9リットルを一気にかけます!
そうすると、ブクブク音が出しながら一気に蒸気が吹き上がります!
ここで上がった蒸気を扇いで熱波を送ります、これがたまらない!!
なるほど、あらかじめガスコンロなどで熱々に熱したサウナストーンがあれば、ロウリュできるじゃないか!?
と思い立ち、自宅でロウリュを目指してみました。
これは発明!!・・・と思っていたらマグ万平さんが先にやっていた!
ただ、ロウリュ部分については自分の方がバージョンアップしています!
言い切ったねw
自宅でロウリュにあたり準備したもの
今回、自宅ロウリュを実施するにあたって、準備したものはこちらです。
- 溶岩石(サウナストーン)
- 鉄鍋
- サウナフレグランス
- ラドル??
- 洗面器(onちゃんの洗面器でなくてもよい)
ラドルの手作り感が半端ないのですが・・・
ラドルについては追って説明します!
溶岩石(サウナストーン)
サウナストーンって市販されているんですね。普通の石でやってしまうと、中の空洞部分が熱して膨らんで破裂する危険性があるため、キチンとサウナ用のストーンを使う必要があります。
自分の場合は、SPUに加えてポイント倍率が上がっており、お得に買えました。
鉄鍋
やはり石を熱するのに適しているのは鉄鍋かなと。
マグ万平さんの場合は一人鍋をするタイプの鉄鍋だったのですが、浴室でガスコンロを使うと一酸化炭素中毒の危険性もあるため、おふろの国同様、別の場所で熱することができるように、持ち運び用の熱くない持つ部分がある鉄鍋をチョイスしました。
鍋の大きさは何種類かあるのですが、ガスコンロに起きやすい手頃なサイズである16cmを選びました。あまりに大きくしすぎるとサウナストーンの重さで持ち運ぶのが大変になるのでほどほどに・・・。
サウナフレグランス
せっかくのロウリュですので、アロマの匂いを楽しみたいです。
ということで、サウナフレグランス(香料)としてよくサウナ施設で使われるrentoの白樺を選びました。
一応、楽天とかでも売っているのですが、結構高いです!(8,000円くらい)
自分が調べた中で一番安く買えるところはスカイスパYOKOHAMAのオンラインショップでした。
こちらは1,800円です。
それでも送料もあるので、いっそのことスカイスパYOKOHAMAで直接買いに行った方がさらに安いので、フロントに言って購入しました。
その時は展示品のみだったので、結構品薄なのかもしれません。
そんなこと言って、サウナ入るのが目的だったんでしょ!
ラドル!?
ロウリュはアロマ水をサウナストーンにかけることを指すのですが、その時にアロマ水を汲んでかけるラドル(いわゆる柄杓)が必要です。
このラドルって高いんですよね!
オンラインショップを見る限りはピンキリではあるものの、5,000円(木製の柄杓は2,500円くらい)から高いものでは万単位になるものもあったりします。
単に「自宅でロウリュをしたい」という成功するかどうか分からないものにお金をそれだけかけられないので自作しました。
「ラドル」とサウナ用具っぽく言っていますが、要は柄杓部分はおたまで十分ではないかと。それでもおたま単体をラドルとって使うのは芸がない上に、一般的なラドルは柄が長いので柄になるものが必要になります。
ということで、100円ショップに行っておたまと柄になるものを探していました。
そこで見つけたのが「靴べら」です!!
おおーーっ、これは手にしっくりなじむ。
100円ショップでなにやってんの!?
靴べらとおたまを養生テープでつなげば、あら不思議。200円のラドルのできあがりです!
100円ショップのおたまなので、遠慮なくすくうところの角度を無理やり力を入れて曲げて調整したりもしていました。
洗面器はあらかじめアロマ水を作っておくために必要なものです。
別にありものでいいので、愛用しているonちゃん洗面器を使いました。
いざ、自宅でロウリュやってみた!
それでは、自宅ロウリュを実際に行う方法になります。
鉄鍋に溶岩石(サウナストーン)を入れます。
なるべく隙間を作らないようにパズルみたいに積むのが大変でしたw
そして、これをコンロで熱して、アロマ水をかければロウリュができる・・・はずです。
キッチンのガスコンロで熱したものの…
最初は手軽にかつ安全に熱することができるようにキッチンのガスコンロで熱しようとしました。
残念ながら、その様子はマックス家の台所事情で写真はありません。
お察しくださいw
ところが、
ピピピピ・・・ピピピピ・・・
なんと空焚き防止装置が働いて、すぐにガスの炎が消えてしまいました。
キチンと溶岩石を熱しているのに・・・。
仕方なく、卓上のガスコンロを準備して、そこで溶岩石を熱することにしました。
徐々に熱する時間を長くしてトライ!
いざ溶岩石を熱しているのですが、ふと思ったことが・・・
あれっ?、これって何分ぐらい熱すればいいんだ??
なにせあまり先人の知恵がないだけに、加減が全く分からない。
そのため、徐々に熱する時間を長くしながら何回か試してみました。
- 【熱する時間:3分】あまりジューって言わない
- 【熱する時間:6分】ジューというが香りが微妙
- 【熱する時間:10分】いい感じで蒸気がで始める
- 【熱する時間;15分】一気に蒸気が出て香りが充満する
洗面器に入れるサウナフレグランスの量ですが、香りを楽しむために洗面器1杯に対してフレグランスの蓋2杯分くらい入れました。
どうやら15分以上は溶岩石を熱し続ける必要があるみたいです。
それでも何か検知器が作動するのではないかとビクビクしながら、熱する時は窓も開けて万全の状態で臨みました。
結局どうだったの!?
実際にどんな感じのロウリュだったのかはこちらの動画をご覧ください。
(ジューッという音が出ますので、再生時はご注意ください)
結構いい感じで雰囲気でた!!
周囲が白樺のアロマの香りで充満しますし、確実に浴室の湿度は上がりました。
しかし、ここで重要なことに気づいたんですね。
ここはサウナではない。
そうなんですよ。ロウリュはあの熱い中でやるのがいいんですよね。
普通にいい香りの蒸気を楽しんでいるアラフォーおっさんがそこにいるだけです。
あとはこの状況をどこまで楽しむか・・・ですねw
まとめ:自宅でロウリュの可能性をこれからも追究!
しかし、せっかく買ったロウリュ一式ですし、いい感じで雰囲気も出たので、これからこのシステム(!?)を使っていろいろ試してみたいです。
今回は実験段階でしたが、実際に自宅で温冷交代浴の中でロウリュを実施することも試す必要はありますし、冬場にかけて空気が乾燥しますので加湿器代わりとして使えるかといった実用面が試せそうです。
200円のラドルは結構持ち触り感がいいので、普通にテントサウナとかのロウリュ時のラドルとして使えそうです。
結局、一番の発見は「ラドルが200円で作れた」ということですね。