人生の無駄な時間早見表(速算表):塵も積もれば山となる
きっかけは次の自分のツイートです。
あーーーっ、カバンを買い替えたい。小物類が1つの大きなポケットに押し込まれているので、中の物を探す時間を合計したら24時間くらいになるんじゃないか?
恐らく10年くらい使っているはず…。気づくの遅すぎ😭
短い時間だからあまり気にしていなかった「無駄時間」。それでも毎日繰り返していると積み上がってとんでもない時間になるのでは?
と思って、速算表を作ってみました。
積み上がって何時間?という時間を計算するのにも時間がかかりますからね。
1回作ってGoogleスプレッドシートで共有すればもう他の人が同じシートを作る必要は無し!
- ちょっとでも鞄からモノを探すことがある人
- ちょっとでも会社で無駄な会議に参加している人
- ちょっとでもスマホ操作中に待ち時間が発生している人
- ちょっとでも時短できそうな家事をやっている人
平日に発生している無駄時間速算表
では、さっそく会社に出勤することを想定した平日(1ヶ月=20日と仮定)の場合の無駄時間速算表です。
具体的な想定事例も含めて書いています。
1日の無駄時間 | 10秒 (鞄から物探し) | 10分 (無駄な週例会) | 1時間 (通勤時間) |
---|---|---|---|
1月の無駄時間 | 3.3分 | 3.4時間 | 20時間 |
1年の無駄時間 | 40分 | 40時間 | 240時間 |
10年の無駄時間 | 6.7時間 | 16.7日 | 100日 |
時間削減策 | カバンを買い換える | 連絡事項はメールで | 会社近くに住む |
自分の場合は、鞄から物を探すのに1日30秒かかっているので、10秒の場合を3倍して、10年で約20時間も無駄に過ごしています。
ほぼ丸1日、鞄の中をがさごそしていた訳ね。
無駄な週例会が10分というのは、週例会として毎週1時間やっていて、最初の10分は業務連絡(これは必要)。
あとの50分が「メンバーの週報読み合わせ」の場合です。5日で分散すると1日10分の無駄時間。しかも、会話は報告者と上司だけという、「だったらマンツーマンかメールでやれ!」という感じです。
それ10年続けていたらほぼ1人月の工数をドブに捨てていたんだね・・・
通勤も、昔は会社から徒歩圏内に住んでいたのですが、転勤や転居を重ねて往復1時間かけてたら、10年で3.6ヶ月も通勤に取られていました。
平日・休日問わず発生している無駄時間速算表
今度は、平日・休日問わず毎日発生している無駄時間です。(1ヶ月=30日と仮定)
1日の無駄時間 | 10秒 (スマホ待ち) | 10分 (時短可能な家事) | 1時間 (無駄休日) |
---|---|---|---|
1月の無駄時間 | 5分 | 5時間 | 30時間 |
1年の無駄時間 | 1時間 | 60時間 | 360時間 |
10年の無駄時間 | 10時間 | 25日 | 150日 |
時間削減策 | スマホを買い換える | 時短家電を買う | リベ大で勉強&行動 |
10秒(スマホ待ち)はスペックの低いスマホを使っている場合の次の画面に遷移するまでの待ち時間のことです。
あと、1時間(無駄休日)は、休日の昼間に「ぼーーっとしていたら何となく夜になった」を想定して日中帯の無駄時間分の7時間を1週間に分散した場合です。
どのケースも10年続けると恐ろしい無駄時間・・・
10時間もスマホをずっと眺めているなんてどんな罰ゲームだよ!
無駄時間積み上げの恐ろしいところ
それでも、こんな考えもあるかもしれません。
「1日10秒を10年積み上げれば10時間っていうけど、10年ってすごい長い時間から考えれば「10時間」って短い時間じゃないの?
だから、高々10秒を気にする必要ないんじゃないの?
実は、無駄時間の積み上げは恐ろしいところがあって、
積み上げ時間は、掛け算や足し算を繰り返して、人生を襲ってくる。
なんです。
先ほど、何気にこんな発言をしました。
自分の場合は、鞄から物を探すのに1日30秒かかっているので、10秒の場合を3倍して、10年で約20時間も無駄に過ごしています。
これって、速算表の10秒を基準にした積み上げでは自分に合わなくて3倍しています。
あくまで速算表は目安であって、1日の無駄時間はもっとかかっているのであればその倍率だけ積み上がっていくんです。
また、一つの事象だけ見れば小さな無駄時間でも、複数の事象が重なればそれらの無駄時間を全部足さないといけないんです。
例えば、
- 鞄のポケットから物を毎日探していて
- 無駄な会議に出席していて
- 通勤時間が往復1時間かかって
- スペックの低いスマホを使用していて
- 時短家電を導入していなくて
- 毎週土曜日、家でごろごろしている
上記の生活をしているのであれば、速算表にあった全部の無駄時間が積み上がって、
- 1ヶ月で58.6時間(2日以上)
- 1年で29.3日(約1ヶ月)
- 10年で292.5日(約9.6ヶ月)
の無駄時間を人生で過ごすことになります。しかも残酷なことに、これらの時間を取り戻すことはできません・・・。
お金だったら失っても取り戻す可能性はあるんだけどね。
「時は金なり」というか、「時は金より大事」だね。
まとめ:無駄時間もそうだけど・・・無駄金も
1日は24時間。これはどんなに偉い人でも等しく与えられた時間です。
たった10秒の無駄時間も積み上げると大きな無駄になってしまいます。
しかし、なにも、これは時間だけではありません。
たとえば、1日の無駄金も積み上げるとこうなります。
1日の無駄金 | 3円 (レジ袋) | 100円 (自販機飲み物) | 500円 (おやつ+大盛り) |
---|---|---|---|
1月の無駄金 | 60円 | 2,000円 | 10,000円 |
1年の無駄金 | 720円 | 24,000円 | 120,000円 |
10年の無駄金 | 7,200円 | 240,000円 | 1,200,000円 |
無駄金削減策 | マイバック持参 | 水筒持参 | 3食きちんと食べる |
このように小さな家計改善が積み重なって大きな力を生むんですね。
ただ、無駄金というと言い過ぎでした。すみません。
払う価値があると思えば無駄ではないですね。現に、自分も買ってしまっています。。。
参考までに、今回計算に使ったGoogleスプレットシートを公開します。
表を作るのも時間がかかる話ですから、コピーしてご自由にお使いください。