株主優待目当てで株が買えない理由
この記事はインカムゲイン目的であれば、株主優待で株を買わないことを決めたキッカケを書いています。
国内個別株をSBIネオモバイル証券で買っているのですが、SBI証券にも口座があるので単元株(100株とかの塊)も普通に買えます。また、購入する株を決めるために、会社情報とかを調べたりもする中で「株主優待」情報も見ることがあります。
うーーーん、自分が普段使っているものがあれば、その優待がもらえることによって配当金以上にお得になるのかなぁ。と思うので、少し調べてみました。
某マンガ喫茶はよく使っているので、そこの会社情報をチェック。(以下の情報は自分が調べたタイミングの時のものになります)
【株主優待】施設20%割引券:100株以上で10枚、1000株以上で30枚
【株価】628円
【1株配当予想】46円(配当利回り:7.32%)
おおーーーっ、628円ということは、62,800円で100株変えて20%割引券が10枚もらえるとはなんともお得。間違いなく10回は1年で行くので、まぁ、最低でも2,000円は毎年得をすることになります。しかも、配当利回り7.32%だからめちゃくちゃ高配当!
なのですが、会社情報を続けて読むと・・・。
【売上高営業利益率】3.69%
【ROE】0.31% (自己資本利益率:手元のお金を使ってどれだけ稼いだか)
【PBR】0.38倍 (株価純資産倍率:株式の割安感)
【配当性向】867.9%
・・・・・うん。とりあえず、今回はスルーで。
そもそも買ってしまったら、これまで崩れまくっていたアセットアロケーションが崩壊一直線になってしまうので、初めからハードル高かったわ。
かなり業績悪いのにも関わらず、配当は出さないといけないので身銭を思いっきり切っているのが配当性向を見て分かります。一方で、営業利益やROEは10%以上欲しいところ。PBRは1.0倍切ったら割安ですが、ここまで割安だとバーゲンセールになっている可能性があります。
なんか、株を買うとか買わないとかの前に、潰れないかを心配するレベルになってしまいました。
頑張って欲しい!!。応援しています。投資はしないけど・・・。
ちなみに、マンガ喫茶そのものが上場している訳ではなく、その親会社の情報になります。ここまでくると、そのマンガ喫茶とは何かが分かってしまうのですが、それはそれでお察しくださいということで。