大掃除のコツとモチベーションを上げるポイント:二度と散らからない部屋の作り方
今回は、自分の掃除に対する考え方とモチベーションを上げながら掃除をする方法。そして、一度掃除すれば二度と散らからない部屋を作る方法に関する記事です。
- 自分の部屋の中にモノが多い人
- 大掃除はするけど、次第に元の状態に戻って散らかる人
- 掃除に対するモチベーションを上げたい人
掃除や収納、整理術に関する書籍は多いですが、それらの本を一切読んでいない自分の見解になりますので、ご了承ください。
はじめに:夏に大掃除をしよう
大掃除は一般的に年末にしますが
私はかなり前から夏に大掃除をしています。
主に夏休みの期間ですね。この期間は旅行に行ったりすることもあるのですが、大掃除の日を数日設けて、部屋だけではなく、排水溝の中や換気扇のファン、エアコンの中など普段なかなか掃除をしないところを掃除します。
自分が考える「夏に大掃除をするメリット」は以下です。
- 静電気の心配が無い
- 年末に比べてスケジュールの計画が立てやすい
- 大量のゴミを堂々と捨てられる
- 大掃除が中途半端に終わらず「年またぎ」になってしまうことがない
と、書きましたが、自分にとっての理由は1のみです。他は後付け、こじつけです。
正直に言ったね・・・
もう本当に静電気が苦手なんですよ。静電気除去用のキーホルダーを冬場は常に持っているくらい苦手です。
ぺんてる製のキーホルダー・・・なんと生産終了してしまったため、現在はプレミア価格がついている!
そのため、冬場はモノを持つこと自体も嫌です。掃除なんてもってのほかです。
夏場は暑いから掃除するのは大変、という考えもあるのですが、それを遥かに上回るくらい静電気がある冬場の方が大変と思っているので昔から夏に大掃除をやっています。
また、年末年始は実家に帰省したり、新年の挨拶に行ったり、年末年始特番を観たりwと大忙しなので、年末は自分で決められるスケジュールが限られているということもあります。
しかも、妻が販売業なので年末年始は基本的にお休みではない。
保育園も休みなので、子供と一緒にいる時間帯があるとあまり大掃除ができない事情もあります。
パパちゃーーん。マリオカートツアー一緒にやろう!
(i-Phone SEを持って)
いいよ、やろうやろう。
(Google Pixel5を持って)
夏場は周りが大掃除をしていないというところも大きいですね。捨てるゴミが多くてもゴミ集積場が溢れることもない。
変に年始になってしまうともう大掃除はしなくなるという時間制約があることも、自分にとってはマイナス要素です。
えっ?、タイムリミットを決めれば焦って大掃除を終わらせられるんじゃないの?
大掃除のモチベーションを上げるためには、実は短時間に実施するのではなく、長時間かけてじっくりすることが良いということに気づいんたんです。
この辺りについては後で説明します。
ただし、夏場に大掃除をするデメリットとしては、やっぱり暑い中で身体を動かすことですかね。汗がいっぱい出てしまいます。
大掃除に対するモチベーションを上げるには?
自分が思うモチベーションの上げ方は次のとおりです。
- 大掃除のゴールを決める
- 大掃除のやり方を事前に決めて、ゴールに向かって長期間かけてもコツコツ行う
- ご褒美を用意する(生活改善や家事・業務効率化にも効果的)
ただ単に「大掃除をする」だと、なんとなく始めて、なんとなく終わってしまいます。結果的に、また自らの手で散らかり、元に戻ります。
今回何ができたらゴールなのか、そのために何をすべきかを決めると、大掃除をするという漠然としたダラダラ作業から解放されます。
また、大掃除の時間を1日のみ確保すると、できることが限られる上に最悪中途半端な状態で終わって、また元の姿に戻ります。少しずつでもいいのでゴールを迎えるまで長期間続けます。
加えて、ご褒美として生活改善するための時短家電や机や椅子などの家具やグッズを買ってしまうのもモチベーションアップにつながります。
大掃除のケーススタディ:仕事部屋を作る
今回、「仕事部屋をつくる」と「二度と散らからない部屋をつくる」という2つのゴールを設定して大掃除を実施してみました。
2020年の今年はコロナ禍によるテレワークを受けて、普段はモノで溢れかえっている物置部屋を仕事部屋に変えました。
最終的にこのような形になりました。
整理整頓度合いが微妙・・・
これでも大掃除前から考えるとすごい違いなんですよ。
モザイクものだったので写真には残せていませんが、少なくともモノが溢れていて足の踏み場もないほどでした。
先ほどの、大掃除のモチベーションを意識しつつ、ここまで至るまでの工程を以下に書きました。
実は、これは結果的に1ヶ月かけてやったことです。
- 収納の偏りを調べて、モノの配置方針を決める
- モノを移動するor捨てる
- テレワーク用の椅子とテーブルを買う(ご褒美を用意する)
- 残すモノの置き場所を残らず用意する
- あとはなるべくモノを増やさない!
順番に説明します。
①:収納の偏りを調べて、モノの配置方針を決める
まず大事なのは「大掃除を設計する」です。
大掃除をする日を決めたら、それにあたって設計作業があります。
設計って何?
頭の中でも紙に書いてもいいのですが、今回の大掃除でモノをどう配置するか、もしくは捨てるかの指針を決めることです。
それにあたってのポイントは収納の混雑状況を事前に確認することです。
実は収納場所は場所によって混雑状況が違うのです。その偏りが確認できればある場所でモノが溢れていても、実は他の場所で収納がまだ余っていることがあるんです。
例えば、今回の場合、仕事部屋にはモノが溢れかえっていて足の踏み場もないほどでした。それでも以下のように偏りがあったんです。
クローゼットは満室なのにも関わらず、寝室にある押入れの収納がガラガラ。
実は、クローゼットも空間的に上の方が空いています。伸縮整理棚をつければ埋まったりします。
大掃除後のクローゼットはこんな感じです。伸縮棚を使えば柔軟に空間を有効利用できます。(まだまだ空きスペースがある!)
その上で、1年以上使っていないものは捨てて、しばらく使う機会がないものは収納ボックスを買ってでも積み上げて、空いているスペースに埋めるといったルールを作ることが最初にすることです。
②:モノを移動するor捨てる
ルールを作ってしまえば、あとはそのルールを使ってどんどん仕分けていきます。
ここで注意しなければならいことは、モノの仕分けのみに集中して掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりしないことです。
余計なことをしてしまうと、どんどん時間が無くなってしまいます。特に散らかった部屋であればあるほど仕分けに集中します。
とにかく仕分け・仕分け。事前に設計しているので、基本的に迷いはありません。
この段階でゴミが大量に発生するので、捨てることによってモノが減り、どんどん大掃除がしやすくなります。
③:テレワーク用の椅子とテーブルを買う(ご褒美を用意する)
元々はリビングにあった食卓をテレワークに使ったため、プライベートと仕事の空間上の区別がつきませんでした。
そこで、思い切って以下を購入!
かなりの奮発です。
それでも、仕事の効率や疲労度合いを考えれば、自己投資だと思って購入しました。
この椅子と机が到着するのですから、否が応でも掃除のモチベーションが上がってしまいます♪
④:残すものの置き場所を残らず決める
捨てたものは捨てて、しばらく使わないものは収納スペースに押し込むと、残りは普段使うものについてモノを置くことになります。
この段階で掃除機をかけたり、拭き掃除をすると効果的です。
ここでのポイントは置き場所を残らず決めることです。
そのためには置くためのケースは買ってしまい、「ここに置かなければならない」という強い意識を持つことです。
そうすれば、無意識にモノを元の場所に戻すので散らかりませんし、モノをなくして探す時間がゼロになります。
机の上はこのような感じになります。
ペン立てや小物を入れるケースはビバホームの文具コーナーで買いました。
うちは充電するものが多いので充電ステーションも購入しました。一気にまとめて充電できる上に、机の上がコンパクトに収まるので重宝しています。
机の横はケースを強力両面テーブでくっつけて、財布やリモコン置きを作ってしまいます。
もうこれでリモコンや財布、鍵をなくすことはありません!
⑤:あとはなるべくモノを増やさない!
ここまでくると、モノが増えない限りは散らかることがありません。
大掃除を実施してから3ヶ月経過していますが、いまだに仕事部屋は片付いている状態のままです。
もし、モノが増える状況が発生する場合には必ず置き場所を決めてケースを買います。
それでも増えまくってしまう場合は改めて「本当に必要なモノは何か?、1年以上使っていないモノは何か?」と見直して、今あるものを減らすことを考えます。
まとめ:自分が死んだら全てゴミ、の気持ちでモノの総量を最小化しよう
モノは意識していないとどんどん増えていきます。
ちなみに、自分にとっての捨てる判断基準は「1年以上使っていない」と決めることと、「自分が死んだら全てゴミ」という極論を持つことです。
その上で、大掃除のモチベーションを上げるコツは以下になります。
- 大掃除のゴールを決める
- 大掃除のやり方を事前に決めて、ゴールに向かって長期間かけてもコツコツ行う
- ご褒美を用意する(生活改善や家事・業務効率化にも効果的)
上記で上げたモチベーションをもって、二度と散らからない部屋の作り方は以下になります。
- 収納の偏りを調べて、モノの配置方針を決める
- モノを移動するor捨てる
- テレワーク用の椅子とテーブルを買う(ご褒美を用意する)
- 残すモノの置き場所を残らず用意する
- あとはなるべくモノを増やさない!
これを実施すると、再び散らからない(リバウンドしない)部屋のできあがりです!
仕事用の机と椅子も買ったので、テレワークもはかどります。
将来的に仕事部屋で副業をすれば、家事按分が明確にできて税金も抑えられますね。
私も最近は仕事部屋を利用することになって、作業の効率を上げています♪
きょうはここでゆーちゅーぶ、みるんだから・・・(秘密基地みたいに思っている)
今度は他の部屋を同じ要領でやることが次の課題ですね。
次回、「キッチンを大改革」お楽しみに・・・
勝手に次回予告するなっ!
【追記】後日キッチンも大改革しました。こちらも記事にしております。
二度と散らからない台所の掃除手順:モノの置き場所を決めれば解決!【後日談あり】