アメリカ駐在経験者が現地で学んだ英語たち(もれなくエピソード付き)
本記事は私がアメリカ生活の中で印象に残った英語を紹介しています。
私マックスは、20代に縁あってアメリカニューヨーク州西部某都市の会社で1年半駐在していました。
アメリカ駐在時代の話はいろいろできるのですが、今回はアメリカ生活の中で直接触れた英語達を紹介します。
基本的な単語が多いですが、教科書的に説明するのではなく、現地で体験した生のエピソードと共にご紹介します。
当時、現地の生活を綴った「マックスブログ」というブログ(現在は閉鎖)にて書いていた記事のリバイスになります。
15単語挙げていますが、小ネタが多いです。ご了承下さいw
もれなくエピソード付き!、現地で学んだ英語:ドライブ編
自分が駐在していた街は田舎だったので、車が必須になります。日常の足となる車に運転している時に学んだ英語です。
vehicle
日本語で言うと「車両」が一番しっくりくるかな。
道路をはじめ、いたるところで目にします。
車道はこっち、というときも矢印で「vehicle」とか書いてあるし、テレビを見てるとカーディーラのCMにも出てきますね。
渡米当初は「ベヒクル」なんて言ってました。正しくは「ビークル」ですねw
available
辞書を見ると「利用できる」とか「使用できる」なんて言葉が並びます。
自分は受験で何となくこの単語を覚えてましたけど、ドライブしているとよく見かける単語です。看板に大きく「available」と書いてあります。
自分が解釈すると「空き」っていう言葉が一番いい感じがするのですが、いかがでしょう?
お店に書いてあったら「空き店舗」だし、家に書いてあったら「空き家」だし、何にもないのに書いてあったら「空き地」だったりするんですよ。
たまに車に書いてあってその近くに値段が書いてあることもあります。
食事をしに事前に調べた店に行ってみると、閑散としている感じがしていたので、近づいたら「available」という文字を発見して愕然としたりしたこもありますorz…
yield
アメリカで車を運転するのであれば、この言葉を知らないと事故りますw
最初分からず辞書をひいたら以下が出てきました。
- 作物を産出する、(牛などが)(乳などを)出す
- (事業、投資などが)利益を生ずる
- (権利などを)与える、譲る、認める
番最後でもいいので「(道路標識で)譲れ」と書いて欲しかったです・・・
yieldが分からないことで事故ったことはありませんでしたが。
冬にノーマルタイヤで運転していて、交差点のど真ん中でスピンが始まった時には「終わった」と思いましたが。
何気にすごい体験してるね。
皆さん真似しないでね。
ROAD WORK
道で働く・・・、つまり工事中という意味。
アメリカの工事中看板はいろいろあって面白いです。
普通にROAD WORKと書かれている標識もあれば、日本でもおなじみのスコップで地面を掘っている標識もあります。
中でも、右の写真のようなやる気のない人を見ると笑ってしまいます。
TURN ON RED
こちらもアメリカで車の運転をする場合には知っておかなければならない単語です。信号のある交差点でよく見かけます。
直訳すると「信号が赤の時に曲がってはいけない」になります。
ん?、それ当たり前じゃないの?
と思うのは日本の交通ルールで過ごしているから。アメリカではこの看板がなければ右折に限り信号が赤でも曲がっていいんです。(ご存知の通り、アメリカは右側通行)
なので、逆に右折できる場合において、赤信号で止まると後ろからクラクション鳴らされることがあります(汗)
最初の頃は左ハンドルということもあって、大慌てでしたw
DR
地図に出てくる言葉です。
日本人でも分かりやすのは、「AVE = avenue」,「RD = road」,「ST = street」といった略なのですが、DRって何の略でしょう?
答えは「drive」。これも車道とか大通りとかの意味です。
デリバリーをお願いする時など、住所・番地を言う機会が現地ではそこそこあります。普通は通りの名前を合わせていうので、よく出てくる言葉です。
もれなくエピソード付き!、現地で学んだ英語:食べ物・飲み物編
アメリカならではの食べ物・飲み物も体験しました。その中には日本では味わえない素晴らしいものもありました。
pulp
オレンジジュースを買うときに大きく「No Pulp」や「Some Pulp」と書いてあったりします。
「Pulp」とは「果肉」のことです。
果肉がどれだけ入っているか(もしくは入っていないか)を表しています。
いろいろ飲んでみて、個人的には「Some Pulp」のオレンジジュースが好きでした!
cider
同じく飲み物から。
「サイダー」と読めるので炭酸飲料かな?と思うのですが、実は「りんごジュース」の意味。飲んでもシュワシュワしません。
上記は現地のスーパーで売っていた「APPLE CIDER」
液体の色を見て一瞬買うのをためらうのですが、飲んでみるとりんごの味がストレートに舌を包み込んで美味しい!
量がやや多い(上記で0.5ガロン[約1.8リットル])のですが、現地にもう一度行く機会があったら、短期滞在でも買ってしまうくらい飲みたい飲み物です。
white rice / fried rice
現地では中華料理をよく食べていたのですが、その時に出てくる単語です。
fried riceはチャーハンなのかなぁ~、炒めたご飯で黄色っぽい色してます。(ピラフに近い?)
white riceは普通にご飯です。ただし、粒が細長くてパサパサしてます。これを食べると日本のご飯が恋しくなってしまいます。
問題はこの2つの言葉を中華料理の宅配注文でどう区別して伝えられるか。
電話で「mongolian beef, fried rice, egg drop soup」みたいな組み合わせで注文するのですが、相手も自分も「fried rice」と「white rice」を区別して発音するものの、聞く側は区別がついてない…。
結局、届いたものを見るとあべこべになってました。
今にして思うと、fried riceじゃなくてyellow riceって言えばよかった。。。
もれなくエピソード付き!、現地で学んだ英語:買い物編
アメリカではショッピングモールが点在しており、それぞれ個性があります。週末はお気に入りのモールへ行き、いろいろなお店を回るのが楽しみでした。
mature view
matureとは成熟したという意味。
この単語はショッピングモール内のDVDショップで発見しました。
DramaとかMusic Videoなどがある中で「mature view」と書かれた棚には前面にダミーのパッケージがあって、その後ろのパッケージが見えないようになっていました。
試しに後ろのパッケージを見てみると、セクシーな女性が写っているパッケージが・・・
ということで、次です。
お察しくださいということね。
refund
もし、あなたがすでに買った商品がべらぼうに高かったらどうしますか?
もし、あなたが買った覚えのない商品がレシートに記載していたらどうしますか?
結構現地で起きることなんです。
その時に使える単語が「返金」を表すrefundです。
この言葉を駆使して店員に言えばお金を返してもらえます。(カードの場合は返金処理をしてくれます)
まさに覚えておいて「損はない」単語です。
duplicate
辞書的な意味で言うと、複製物という意味。
日常生活でこの言葉が出てくるシーンとしては、レストランで食事をした後にカードで支払う場合ですね。
支払った後に、お店側に渡すレシートと自分が持っておくレシートが出てきて、後者をduplicateと言います。
双方にチップ込みの値段を書いておき、サインをすれば完了!
当時のチップのレートは大体10%くらいだった記憶があるのですが、今はネットで調べると15%〜20%と出てくるんですね。
間違えてオリジナルの方を持って帰ると店員が血相を変えて追いかけてきます。(何回かやらかしたw)
customs
この言葉を聞いて、どんな日本語を思い出すでしょうか。
単数形だと「習慣、慣習」が普通だと思います。
しかし、海外に行くときは「関税、税関」という言葉でよく使われます。
場所は入国審査のブース。「customsなんちゃらはどうした?」みたいなことを言われたんです。
訳分からず戸惑っていると、税関申告書のサンプルを指して「これ、これ」と言われましたw
税関申告書は税関検査のときに出せばよいと思っていたので、これは不覚。
なので、customsなんとか=税関の何か と覚えておくことにしました。
xox(xoxo)
アメリカは親しい人に対してのメッセージとして「xox」や「xoxo」を使います。
xはkiss(キス)、oはhugs(ハグ)を表しており、「kiss and hugs」と表現されます。プレゼントや手紙を送るときは直接それらの行為はできないので、メッセージで伝えるわけです。
以下の写真は現地で親しくなった方が私の母親宛にプレゼントを送った時のメッセージです。
あれっ?、Max’s momになってる。
Maxって呼ばれてたんだね。
はい。実は、自分の名前が「マックス」なのは、当時のアメリカンネームからきています。
海外駐在する日本人にはみんな名付けられていました。
なので、現地のメンバーと会ったり、メールしたりすると、「Hi, Max!」といまだになります。
もはや本名を名乗っているようなものですw
arigatou
ん?、ワードプレスの単語チェックで赤線が引かれるのですが・・・
アルファベットで書くと英語調に発音しがちですが、普通に「ありがとう」です。
店員さんとかでこちらが日本人であることを分かってくれる人がたまにいて「Thank you」の代わりに「arigatou」と言われたりします。
しかし、こちらはてっきり「Thank you」と言われると思っているので、
ありがとう!
Thank you!
と瞬時に対応できなかったことが何回かありましたw
まとめ:現地の英語に触れることで深く学べる
小ネタだらけでしたが、アメリカに1年半いるといろいろな経験が毎日のようにやってきました。
続編は下記になります。こちらもご覧いただけると嬉しいです!
今度は「アメリカ生活でなかなか慣れず苦労したこと」を書くことにします。
それでもいい経験だったことには変わりがないですけどね。
生活改善やお得情報ではないですけど、たまには息抜きということで・・・