【パロディ】究極vs至高 サウナ対決

サウナ愛と美味しんぼ愛が強すぎて思わず殴り描きしてしまった「究極対至高」のサウナ対決が2,500文字を超えてしまい、思わずブログに載せてしまいました。
親子二代で集めた美味しんぼが実家の本棚に鎮座しております。

下手すると将来サウナの本で埋め尽くされるかもしれないね
熱原雄山:会員制超高級サウナ「ととのい倶楽部」主宰
サウ岡:東西サウナ新聞記者、雄山の息子
アウ田さん:同じく東西サウナ新聞記者、サウ岡の同僚
究極対至高 サウナ対決
(アニメ版美味しんぼの最初のイメージで)
ぱっぱっぱららら〜、ぱららら〜
アウ田「サウナ対決〜」

えっ??、なにこれ??
とある料亭にて
週刊サ活編集長「今回の究極対至高ですが、週刊サ活からぜひとも取り上げたいものがありまして・・・」
サウ岡「おー、それは何ですか」
週刊サ活編集長「昨今のサウナブームでサウナに入る人が多くなったのですが、『ホームサウナに慣れすぎていて、もっと刺激の強いサウナに入りたい』という投稿が多いんですよ」
サウ岡「なるほど・・・、最近サウナに入る頻度が高くなった人も多いですからね」
週刊サ活編集長「なので、今回はいかにお客さんにより強くととのえるサウナを提供できるかで勝負するのはどうでしょうか」
パネッパ副部長「サウおかぁ〜、大丈夫なのかぁ〜」
アウ田「サウ岡さん、この対決大丈夫??」
サウ岡「大丈夫だよ、サウナは温度と湿度をコントロールすればお客さんの求めるサウナにいくらでも近づけることができるんだから」
熱原「ハッハッハッハーーー」
サウ岡「何だ、雄山!」
熱原「温度と湿度をコントロールすればだと、お前に何も分かっちゃおらん!」
サウ岡「何を言ってるんだ!、日本中のサウナを回って温度と湿度を体感できている!」
週刊サ活編集長「それではより強くととのえられるサウナ対決でいいですね、これは読者も楽しみです」
熱原「ハハハハ!、ウエルビー栄のラップランドに入って根性鍛え直してこい!」
翌日
アウ田「それにしても、どんなサウナがよりととのえられるか、何か案はあるの??」
サウ岡「それが、いろんなサウナ行きすぎていて、どのサウナもととのっているから、どれがより強くととのえるかなんて分からないんだよね」
アウ田「えっ!、それなのにこの対決受けたの!?」
サウ岡「サウナに入ってととのえれば自然とアイデアが出てくるかなと思って・・・」
アウ田「サウ岡さん!!」
トントゥ部長「相変わらずだなぁ〜、たまの休日にテントサウナと川の水風呂に入って頭冷やしたらどうだ!」
サウ岡「自然の水風呂!!、いいですね!!」
アウ田「サウ岡さん!!」
週末
サウ岡「いやぁ〜、天然の水風呂は最高だなぁ〜、今からでも水風呂対決にできないかな・・・」
アウ田「サウ岡さん、もう少ししっかり考えて!!」
サウ岡「もう1セット入ったらちゃんと考えるから」
トントゥ部長「サウ岡、次のセットはこれをつかったらどうだ?」

サウ岡「・・・これは?」
トントゥ部長「サウナフレグランスというものなんだ。水に少しこの中の液体を入れてサウナストーンの上にかけるサウナ室内にいい香りが充満してよりリラックスできるものなんだ」
サウ岡「へぇ〜、こんなのあるんだ・・・」
アウ田「サウ岡さん、テントサウナの中の温度が下がってますよ!!、薪をくべてください!」
サウ岡「はいはい」
(薪をくべるサウ岡)
トントゥ部長「それでは、ロウリュしてみるぞ」
ジュワーーー
アウ田「あ、熱い!!」
サウ岡「これはいいですね・・・」
アウ田「あっ、いい香りがしてきた」
トントゥ部長「これは白樺のフレグランスを使っているんだ」
アウ田「これは気持ちいいですね・・・」
サウ岡「!!!!」
アウ田「サウ岡さん、どうしたの??」
サウ岡「こ、これだーーーーーっ!、雄山の裏をかいてやる!」
対決の時
週刊サ活編集長「それでは今回は究極側からお願いします」
サウ岡「それでは、こちらのサウナにお入り下さい」
客「ん??、このサウナは?」
パネッパ副部長「何だこのサウナは、それほど熱くないじゃないか!!」
サウ岡「はい。85度くらいになっています」
パネッパ副部長「おい、サウ岡ぁ〜、この勝負諦めたのか!!」
アウ田「サウ岡さん・・・」
熱原「・・・・・」
サウ岡「皆さん、サウナに入られましたね、ここからが本番です」
すうーーーーっ(ラドルから水をサウナストーブに向ける)
バシャーーー
客「!!!!!?」
ジュワーーー
客「何だ、この熱気と香りは!!」
サウ岡「アロマ水を熱したサウナストーンにかけることにより、熱い蒸気を上げて体感温度を上げる「ロウリュ」というものです」
客「これはすごい、一気に熱くなってきたぞ!」
サウ岡「ロウリュすることにって、体感温度が上がるだけではなく、アロマの香りから嗅覚を刺激することもできて、より深く五感が研ぎ澄まされるようになります」
サウ岡「まだまだ、どんどんかけていきますからね!!」
バッシャーバッシャーバッシャー(ひたすらロウリュをかけまくるサウ岡)
客「熱い!、熱い!、これはすごい!!」
客「この香りと熱の一体感はやばい!!」
客「はぁ、はぁ、これは熱い!!」
週刊サ活編集長「確かにこの後にキンキンの水風呂に入れば、ガチととのえられそうですね。では、次に至高側お願いします」
サウ岡「どうだ雄山、これ以上ととのえるサウナはないだろう・・・」
熱原「ではこちらに・・・」
到着したのは、錦糸町のとあるサウナ・・・
熱原「では、こちらの奥のサウナに」
サウナの温度計は目盛りを振り切っている。
週刊サ活編集長「これだと何度か分からないですね」
熱原「ざっと140℃はあるだろう」
アウ田「140℃!!」
サウ岡「140℃だと、それだと熱すぎてサウナにならないのでは・・・」
熱原「ハハハハ、士郎、客の顔を見てみるんだ」
客「・・・(恍惚としてサウナに入っている)」
客「・・・(恍惚として水風呂に入っている)」
週刊サ活編集長「明らかに先ほどのサウナより顔がよりととのっていますね・・・」
熱原「サウナは極限まで湿度を下げると、140℃を超える温度でも入ることができる。そうすることによって芯から熱された身体に水風呂の冷たさが染み込み、より深いととのいを生み出す。士郎、お前がやっているのはロウリュに慣れていない人が陥る『限度を知らない過剰なセルフロウリュ』という行為だ!」
アウ田「確かにサウ岡さん、ロウリュの後、すぐにサウナの外に出たわ・・・」
熱原「ロウリュは確かに体感温度を上げる重要なものではある。たが、温度と湿度が重要だと言っておきながら、自分が温度と湿度を軽視したんじゃないないか!?」
サウ岡「うっ・・・」
後日・・・
同僚「サウ岡!今日サウナ行くか!」
サウ岡「いや、今日は行かないことにする」
アウ田「サウ岡さん、いつもは一緒に行くのに、どうしたの?」
サウ岡「この間の対決を振り返って、しばらくサウナ断ちすれば、さらなるととのいを得る方法が出てくるんじゃないかと・・・」
アウ田「そうこなくちゃっ!」(肩をバンと叩く)
サウ岡「いてっ!!」
おわり。
最後に一言
お前アホやろ!
いろいろすみませんでしたーーーー!!